講演会情報
2019.08.01
2019/08/17講演『成功していた日本の原爆実験―隠ぺいされた核開発史―』(勉誠出版)出版
『成功していた日本の原爆実験―隠ぺいされた核開発史―』(勉誠出版)出版によせて
8月12日付で、勉誠出版から『成功していた日本の原爆実験―隠ぺいされた核開発史―』と題するロバート・ウィルコックス著、矢野義昭翻訳の本が出版に伴う講演会を開催いたします。
〇8月17日(土)午後1時~5時
大阪JR難波駅OCATビル4階難波市民学習センター第4研修室にて、『日本は大戦末核実験に成功していた』
※資料代としてお一人2千円頂きます。当日参加可能。
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[出版によせて]
米国最高機密文書に裏付けられた、日本が昭和20年8月12日に、北朝鮮の興南沖で核実験に成功していたという、驚愕の事実を翻訳した約400頁の大著です。
米国に先駆けて第3版の日本語訳を出版したものです。1985年の初版の内容に加え、第3版では、機密文書に基づく、CIAや米国防省内の専門家の分析が付加されており、事実とみて間違いありません。
日韓対立が深まり、中露の連携が強まる一方で、米朝首脳会談にも関わらず北朝鮮の短・中距離ミサイルの脅威は高まっています。米国と中露朝の日本周辺での核バランスは、崩れています。米国の核の傘の信頼性は低下し、日本が独自の核抑止力を持たねば、高まる周辺国の脅威に対し主権を守ることはできない状況になっています。
日本の核実験成功が事実なら、核不拡散条約の下でも、合法的に日本は核保有国になることができます。
日本の核保有について考える上での必読書です。是非ご一読ください。
[講演者略歴]
大阪生まれ。京都大学工学部機械工学科卒、同文学部中国哲学史科卒。陸上自衛隊幹部として32年10か月勤務、第1師団副師団長兼練馬駐屯地司令など歴任、小平学校副校長、陸将補にて退官。拓殖大学博士(安全保障)、社会科学修士、元拓殖大学客員教授、現岐阜女子大学特別客員教授、東京工業大学客員講師。著書として『核の脅威と無防備国家日本』(光人社、2009年)、『危機対策必携マニュアル』(勉誠出版、2018年)、『軍拡中国に対処するー独裁国家に屈するのか―』(勉誠出版、2018年)など多数。